小田急/実車情報

目次

実車情報

この情報の車両については2014年12月時点(2600形・3000形(SE,SSE)・5000形・9000形・HiSE・RSEは引退時点)。

全車両

  • 運用は4両編成・6両編成・8両編成・10両編成の4種。10両編成は4両編成と6両編成とを、8両編成には1000形4両編成を2本連結して運行するものもある。ただし、8000形4両編成更新車は8000形6両編成VVVF更新車と連結して運転。
  • 種別は快速急行 多摩急行 急行 準急 各停 の5種。なお、一部車種に付属している湘南急行 区間準急 は廃止されている。

ロマンスカーについて(2012年3月ダイヤ改正から)

種別車種運転区間備考
スーパーはこねVSE EXE新宿→箱根湯本下り1便のみ
はこね全形式新宿・新百合ヶ丘・本厚木~箱根湯本
あさぎりMSE新宿~松田~御殿場JR御殿場線直通
さがみMSE EXE新宿~町田・相模大野・本厚木・小田原
えのしまMSE EXE LSE新宿~藤沢・片瀬江ノ島
ホームウェイ全形式新宿→箱根湯本・小田原・秦野・本厚木・町田・藤沢新宿発18:00以降の下り特急の愛称
メトロはこねMSE北千住~箱根湯本メトロ千代田線直通
メトロさがみMSE本厚木→北千住メトロ千代田線直通
メトロホームウェイMSE北千住・大手町→本厚木メトロ千代田線直通
メトロおさんぽ号MSE本厚木→北千住メトロ千代田線直通 初春に臨時運転・湯島にも停車
メトロもみじ号MSE小田原~北千住メトロ千代田線直通 秋に臨時運転 小田急線内は
成城学園前・新百合ヶ丘・本厚木・伊勢原・秦野に停車
ニューイヤーエクスプレス全形式新宿~片瀬江ノ島・伊勢原参宮橋駅停車列車はLSE・VSE以外、年末年始のみ運転
  • ロマンスカーの車種は検査の都合で他形式に変更となることがある。(除くあさぎり・東京メトロ直通特急)

種別(一般車)

種別編成運行区間備考
快速急行10両新宿~片瀬江ノ島・小田原
急 行6両・8両・10両全線千代田線方面行きもあり
多摩急行10両千代田線~唐木田朝夕のみ。ダイヤ混乱時は新宿~唐木田間で運行の場合あり
準 急10両新宿・千代田線~新松田・唐木田
各 停4両・6両・8両・10両全線(含む箱根登山線)ホーム長の制限あり詳細は下記参照
  • 南新宿~代々木八幡・東北沢・世田谷代田・梅ヶ丘・豪徳寺は6両編成、8両編成のみ停車。
  • 開成~足柄間の各駅は4両編成、6両編成のみ停車。
  • 江ノ島線の急行通過駅は6両編成のみ停車(含む本鵠沼・鵠沼海岸)。
  • 箱根登山線は4両編成のみ運転。
  • 東京メトロ千代田線内では、種別は無表示(小田急線行き多摩急行・準急の場合は除く)。

一般車

1000形

  • 4両編成は1051F~1069F 6両編成は1251F~1256F・1751F~1756F 8両編成は1081F 10両編成は1091F~1094F
  • 6両編成の一部(1751F~1756F)はワイドドア車。元は2000mmだった開口部分を1600mmに縮小し着席定員を増やしてある。また、4両編成から組み変えられた編成がある(1551F~1556F→1753F~1756F)。 2014年以降順次リニューアルが実施されている。
  • ベルニナ塗装車は小田原~箱根湯本間の列車に使用。1058F・1059F・1060F・1061Fが当該。塗装ではなくベルニナ色にラッピングされている。
  • 1051F・1751F・1752Fはクヤ31形と連結可能。
  • 2014年度から更新工事を開始。制御機器、スカート、帯色の変更、行先表示機のフルカラーLED化、妻面窓埋めなどの変化がある。
    2015年末現在1057F・1063F・1066Fの3編成が施工済み。
  • 2016年末現在、1056Fと1256F、1052Fと1252Fが更新工事と併せて10両固定編成化改造が完了している。

2600形

  • 作られた編成は2651F~2672Fまであるが、晩年8両編成改造された編成もあった(2654F~2657F・2659F・2666F)。
  • 2670Fは2003年10月に復刻旧塗装に塗り替えられて廃車までその姿であった。
  • 引退時点で現在の小田急のコーポレートマークは制定されていなかったため、貼り付けはされていない。
  • クハ2657・クハ2658・クハ2670は保存されている。
  • 廃車までに行われたイベント塗装車は2666F・2669F(共にフラワートレイン)。

新3000形

  • 6両編成は3251F~3277F、8両編成は3651F~3665F、10両編成は3091F~3095F
  • 1次車(3251F~3254F)はワイドドア(1600mm)
  • 2次車以降(3255F~)は通常のドア(1300mm)
  • 2次車の3259F以降は側面行先表示器が大型化されている。
  • 3次車以降(3091F~・3263F~・3651F~)はスカートが大型化されている。
  • 7次車以降(3091F~・3276F~・3664F~)はフルカラーLEDが採用されている。
  • 2次車までの登場時は前面帯が青1色だった。
  • 3254F・3263Fは、一時期防音カバーを装着していた。
  • 3093Fは、2011年3月~9月までドラえもんラッピングされたいた。
  • 2016年3月末現在、3251~3258,3261Fは側面帯を新4000形同様のインペリアルブルーに変更済み。

旧4000形

  • 旧性能車の機器を流用し車体を大型化した。後に2400形の機器を譲り受け冷房化・新性能化された。
  • 新性能化以後は、4両編成が4051F~4058F、6両編成が4251F~4260Fであった。

新4000形

  • 全て10両編成で、4051F~4066F。
  • 東京メトロ・JR乗り入れ対応。
  • 車内は優先席のゾーンを色分けしているが、優先席の変更により初期車は優先席とカラーリングが一致しない編成もある。

5000形(5200形)

  • 2012年3月16日引退。
  • 4両編成は5000形、6両編成は5200形と通称されている。
  • 6両編成は2011年1月29日をもって全車引退。最終編成は5268F。(5255F・5256F・5258Fは4両編成化された)
  • 4両編成の2012年3月16日をもって全車引退。最終編成は5063F。
  • 5060Fのスカートには電子警笛による穴があいていた。なお、Bトレにはこの仕様のものは付属しない。

8000形

  • 現在までに行われたイベント塗装車は8054F・8055F・8253F・8262F(オーキッド号)、8052F・8257F(走るギャラリー号)。
  • 現在全編成更新済み。
  • フルカラーLED編成
    • 4連:8051F~8066F
    • 6連:8252F・8260F~8266F
  • 3色LED編成
    • 6連:8251F・8253F~8259F (8251Fと8255Fは、小田原方から3両目にもパンタグラフを装備)

9000形

  • 4両編成は9001F~9010F、6両編成は9401F~9408Fが製造され、9010Fは後に6両編成となり9409Fとなった。
  • 晩年、4両編成は部品供出のため運転台機能を撤去した車両があった(9301・9002・9303・9004・9305・9006)
  • さよなら9000形ヘッドマークは2種類ある。(さよなら運転日の有りと無し)
  • 引退時点で現在の小田急のコーポレートマークは制定されていなかったため、貼り付けはされていない。
  • デハ9001のみ保存されている。

特急車

3000形 SE・SSE

  • 引退時点で現在の小田急のコーポレートマークは制定されていなかったため、貼り付けはされていない。
  • 3001Fは大井川鉄道に譲渡。
  • 3021Fは静態保存されている。同編成の小田原方の3両はSSEの状態で、新宿方の2両はSEに復刻されている。

7000形 LSE

  • 7001F~7004Fが製造され、7003Fと7004Fが現存。
  • あさぎり・東京メトロ直通特急以外で使用。
  • 2012年2月から復刻旧塗装が正式塗装となる。
  • 2018年3月までに新型車両の導入に伴い引退する。

10000形 HiSE

  • 10001F~10061Fが製造された。
  • 2012年3月16日引退。
  • 10021F・10061Fは長野電鉄に4両編成化の上譲渡。10001・10041Fは保存車4両を残して解体処分。
  • あさぎり・東京メトロ直通特急以外で使用されていた。
  • 日本におけるイタリア年(2001年)の際は、10041Fに特製ラッピングを施し「イタリアンエクスプレス」として運転された。

20000形 RSE

  • 20001と20002Fが製造された。
  • 2012年3月16日引退。
  • 基本的にあさぎりで使用されていた。
  • 20001Fは一部車両が大野工場で保存(2015年に喜多見検車区へ移動)、20002Fは富士急行へ譲渡。

30000形 EXE

  • 4両編成は30051F~30057F、6両編成は30251F~30257F
  • あさぎり・東京メトロ直通特急以外で使用。
  • 切離しをする場合、6両が箱根湯本・小田原発着、4両が片瀬江ノ島・藤沢・小田原発着。
  • 異常時を除き、4両では箱根湯本~新宿間、6両では片瀬江ノ島~相模大野間は単独運行しない。また多摩線には入線する列車がない。

50000形 VSE

  • スーパーはこね・はこね・ホームウェイで使用。
  • 50001Fと50002Fの2編成。

60000形 MSE

  • 4両編成は60051,60052,60055F、6両編成は60251F~60255F
  • あさぎり・東京メトロ直通特急を中心に使用。
  • 4両編成は、単独で千代田線には乗り入れできない。また6両編成と併結しても御殿場線には乗り入れできない。

連接車の加工

編成化

前後とも先頭車の編成にするには、パンタなし中間車のうち1両を加工する必要がある(1箱で編成になる3000形を除く)。屋根パーツと窓パーツの端に付いている連接部分を切り取り、付属の専用シャーシを使用する。加工した車両は前後とも隣の車両の台車に乗る形になる。

連接車の編成化用車両
左は未加工、右は加工済。わかりにくいが、左に付いている円筒状の部分が窓パーツと一体になっている。これと、下に置いてある屋根の円盤状の部分を切り取る。左の奥や、右の前後に見えるグレーのパーツがシャーシ。

Nゲージ化

Nゲージ化する場合、KATO小形車両用動力ユニットは先頭車に組み込む。動力ユニットの床板は後位側を連接部分の形に合わせて切り取る。連接車であるので当然連結器は不要。

また、車体裾にカバーが付いている50000形VSEでは、先頭部の台車が首を振れるよう加工する必要がある。説明書では車体裾を削るよう指示しているが、外観を損ねないよう台車を削る方法もある。この場合、T台車は本来とは逆の向きに(連結器が付く方を車体中央側に)取り付けた方がよく首が振れて、脱線しにくい。

連接車用に肉を削った動力ユニットとT台車。
ギリギリまで肉を削った動力ユニットとT台車。

実車情報
このサイトはBトレインショーティーの製品情報をまとめた非公式ウィキです。プライバシーポリシー