アラカルト/塗色の表記 のバックアップ差分(No.1)


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鉄道趣味では車両の塗色にそれぞれ名前をつけるが、正式に付けられた名前はほとんどなく、特にBトレではウェブサイトと商品の箱で、あるいはシリーズ・パート間でそれぞれ違う表記があるといういい加減さである。この Wiki では同じ系列(形式)に対しては同じ名前に統一されているものの、系列間では似たようなものなのに異なることがあるので、ここに解説する。

まず、統一的でない表記が発生する原因は

+そもそも実車の呼び方が統一されていない。「国鉄色」と「特急色」や、同じ塗色が複数の(どれがメインとはいえない)愛称の列車で使用されている場合(例えば「はしだて色」と「きのさき色」)など。
+上述のとおり、Bトレでは先に発売されたパートと後から発売されたパートなどの間で統一性がない。

といったところ。この Wiki では、Bトレの商品の表記や一般的な呼び方から、簡略かつわかりやすいと思うものが使用されている。

*国鉄の標準色 [#rd60d597]

**特急・急行形 [#db597d96]

「国鉄色」「特急色」「急行色」「一般色」などいくつかの呼び方があるが、次のように使い分けられている。

-特急形電車・気動車:国鉄色
-急行形電車・交直流近郊形電車:一般色
-急行形気動車:急行色

特急形は、クリームと青である583系のために、クリームと赤のイメージが強い「特急色」ではなく「国鉄色」。

急行形電車・交直流近郊形電車は、実車は普通列車としても多用されたことや、交直流では塗り分けが違うだけの近郊形があるため「急行色」ではなく「一般色」(しかし、直流では塗り分けが違うだけで「湘南色」と使い分けている)。

急行形気動車は、漠然とする「国鉄色」にする必要がなかったこと、Bトレの商品の表記で使われる場合が多いことから「急行色」。

**ぶどう色・青 [#p7ba7d7e]

-旧形客車:ぶどう色・青
-電気機関車:ぶどう色・一般色

「茶」や、機関車での「青」は使用しない。

*「色」をつけるか [#l950edb8]

路線名の場合、通勤電車などでは路線カラーの意味が強く、塗装ではなく帯色である場合が多いため「色」をつけず「○○線」とされる。一方ローカル線の気動車などでは路線カラーとは関係ないためか「○○色」もしくは「○○線色」とされることが多い。しかし「線」の有無には統一性がなく、商品の表記に倣っている。

列車名の場合、比較的マイナーだったり複数の愛称の代表となっている場合は「○○色」、有名な特急や形態にも特徴がある場合は列車名だけの「○○」となる傾向がある。あまり統一性がなく、これも商品の表記に倣っている。

また、同じ路線に複数の塗装が存在する場合は「新/旧○○色」と「○○線新/旧塗装」とがある。上述の路線名で「○○色」にあたるのが前者、「○○線色」にあたるのが後者なのだろう。なお、実際は塗装ではなく帯である207系でも「新塗装」を使っている。だが実際は新旧の関係にあるのに、2つの呼び名があることを利用して「きたぐに色」と「シュプール色」としている例もある。これらもやはり商品の表記を採用している。

*まとめ [#l5f8f50e]

おおむね国鉄の標準色はここに書いたように統一され、それ以外はほとんど商品の表記どおりである。

交換掲示板の書式指定では、その特性上おかしいと思っても修正することはまずなかったが、Wiki では一貫性を保つため後から修正することもある。これは塗色に限らない。既に10系客車は形式表記が変更されている(書式指定と見比べればわかる)。


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