12系客車について のバックアップソース(No.2)

*12系客車について [#d946f01d]
--旧型客車(10系客車などを指す。)では冷暖房を牽引する機関車に依存していたが、12系客車からは分散型のクーラーと電気暖房装置をすべての車両に設置し、それらを稼働させるため、床下にディーゼル発電機を電源装置として設置した。この電源装置を搭載しているのは「スハフ12形」である。
---このため、旧型客車を牽引する際に求められる装置((暖房用ボイラーや電源供給装置のこと。))を搭載していない貨物牽引用の機関車でも牽引できるようになったが、照明・放送装置の電源は旧型客車同様、車軸発電機からの電源で賄っている。
--従来形の客車とは一線を画すものとなった12系客車。12系客車以降の新造客車はこの12系をベースに製造された形式も多い。
---また、12系客車のみだけではなく、従来形式の客車との連結も考えられ、蒸気暖房用の引き出し菅と電気暖房用の引き出し線を搭載しているので、この形式が従来形の客車と機関車の間に連結されても従来形の客車に滞りなく暖房供給が行き届くようになっている。
-製造されたのは普通車のみで、製造時期によって仕様が異なる。
-普通列車用に仕様化改造を受けたものやジョイフルトレインなどに改造されているものも多いのが特徴である。

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