東武/実車情報

実車情報

目次

※運用・配置は2020年6月13日現在(既に引退した車両は引退時点)
※東武本線系統の各配置区については「南栗橋車両管区」と名称に冠する(旧名は除く)が、本文中では省略している。
※編成図中のパンタ付き車両には便宜上「p」と付記しているが、公式では付かない。なお、「p2」の場合はパンタ2基搭載を表す。
※編成図は←浅草・新宿・押上・柏・池袋   伊勢崎・東武日光・新藤原・大宮・船橋・寄居→ 
※東武では、同一系列内の区分については「型」を使用*1(例:10000系 10000型・10030型・10080型)するが、本項では「系」で表記する。

現行ダイヤの運用表

※使用車両欄の()内は他社乗り入れ車両

列車愛称東武本線・座席指定列車(特急・SL列車他)2020年6月6日~
使用車両主な運行区間編成両数備考
けごん100系浅草~東武日光6両一部列車は新栃木発着。
き ぬ浅草~鬼怒川温泉一部列車は新藤原発。
スペーシア日光100系新宿~東武日光6両臨時列車のみ。品川・八王子発着の列車もある。
スペーシアきぬがわ新宿~鬼怒川温泉
日 光(JR253系)新宿~東武日光6両品川・横浜・八王子・大船・千葉発着の臨時列車もある。
きぬがわ新宿~鬼怒川温泉品川・大船発着の臨時列車もある。
リバティけごん500系浅草~東武日光6両 ・3両一部列車は新栃木発着。下今市まで(から)
リバティきぬ・リバティ会津と併結(一部列車は6両や3両で単独運転)。
リバティきぬ浅草←新藤原3両上り1本のみ。
下今市からリバティけごんと併結。
リバティ会津浅草~会津田島下今市まで(から)リバティけごんと併結(上り1本は単独運転)。
リバティりょうもう浅草→館林・太田下りのみ。館林行は土休日のみ。
りょうもう200 ・250系浅草~館林・太田・赤城・葛生・伊勢崎6両葛生・伊勢崎発着は1日各1往復。
きりふり350系浅草~東武日光4両土休日のみ運転。一部列車は上りが春日部発・下りが新栃木行。
スカイツリーライナー100系、500系浅草←春日部6両上りのみ運転。
アーバンパーク500系浅草→大宮・柏
大宮→柏・運河
柏→大宮・春日部
6両・3両平日のみ運転。
浅草発の列車は春日部で大宮行と柏行に分割。
大宮・柏発の列車は3両で運転。
ライナー
THライナー70090系恵比寿・霞ヶ関~久喜7両上りは恵比寿行・下りは霞ヶ関発。
上りの霞ヶ関より先は指定券不要。
SL大樹C11形+ヨ8000形
+14系+DE10形
下今市~鬼怒川温泉6両(うち客車3両)主に土休日運転。乗車にはSL座席指定券が必要。
DL大樹DE10形+14系下今市~鬼怒川温泉4両(うち客車3両)主に土休日運転(SLの検査時等にも代走で運転)。
乗車にはDL座席指定券が必要。
スカイツリートレイン634型浅草~東武日光4両臨時列車のみ。
尾瀬夜行500系浅草→会津高原尾瀬口3両団体臨時列車扱い・下り1本のみ。夏季(6~9月)の金曜・土曜運転。
日光夜行100系浅草・新宿→東武日光6両団体臨時列車扱い・下り1本のみ。秋季(10月)に運転。
スノーパル500系浅草→会津高原尾瀬口3両団体臨時列車扱い・下り1本のみ。冬季(12~3月)の金曜・土曜運転。
湯めぐり号(会津鉄道AT-350形+AT-400形)鬼怒川温泉~会津若松2両臨時列車のみ。乗車にはトロッコ整理券が必要。
 
列車種別東武スカイツリーライン 伊勢崎線 日光線
東武アーバンパークライン   各支線 
2020年6月6日~
使用車両主な運行区間編成両数備考
急 行
半蔵門線直通
30000系、50050系
(東京メトロ8000系 ・08系)
(東急8500系・5000系・2020系)
中央林間・長津田~久喜・南栗橋10両ラッシュ時の一部列車は東武動物公園発着。
準 急
半蔵門線直通
ラッシュ時のみ運転。一部列車は上りが鷺沼・押上行、
下りが北越谷・東武動物公園行。
区間急行
伊勢崎線・日光線(スカイツリーライン)
10000系、10030系浅草~館林・南栗橋8両
6両
ラッシュ時のみ運転。一部列車は上りが北千住行。
区間準急データイム以外に運転。
一部列車は上りが北千住行、下りが北越谷・北春日部・東武動物公園・南栗橋行。
北春日部・東武動物公園始発の列車もある。
普 通
スカイツリーライン
10000系、10030系浅草~北千住・竹ノ塚8両
6両
8両編成はラッシュ時のみ。早朝のみ北春日部発館林行がある。
早朝・深夜には南栗橋始発の列車がある。
ラッシュ時には北越谷・東武動物公園行もある。
北越谷・竹ノ塚始発の北千住行も存在する。
普 通
伊勢崎線
10000系、10030系久喜~館林8両
6両
8両編成は朝のみ、館林行で運転。
午前中の上り1本のみ東武動物公園行。
普 通
日比谷線直通
70000系、70090系
(東京メトロ13000系)
中目黒~北越谷・東武動物公園・南栗橋7両ラッシュ時の一部列車は上りが南千住・霞ヶ関・六本木行、下りが北春日部行。
一部列車は東武線内のみの運転。
急 行
南栗橋以北(日光線)
6050系
10000系、10030系
南栗橋~東武日光4両
(6両)
臨時列車として鬼怒川線方面へ運転される場合がある。
10000系、10030系は臨時列車にのみ充当。
区間急行
南栗橋以北(日光線)
6050系南栗橋~東武日光4両上りの一部列車は鬼怒川線新藤原発。
普 通
日光線南栗橋以北
6050系南栗橋・新栃木~東武日光・鬼怒川温泉4両
2両
一部列車は下りが新鹿沼、新藤原、会津高原尾瀬口、会津田島、鬼怒川線上りが下今市行。
下今市~東武日光間や東武日光~鬼怒川線直通の区間運転、野岩線・会津線直通列車もある。
普 通
ワンマン
20400系南栗橋~東武宇都宮(日光線・宇都宮線)4両一部列車は新栃木行。
800 ・850系館林・太田~伊勢崎(伊勢崎線)3両
8000系、10000系亀戸~曳舟(亀戸線)
西新井~大師前(大師線)
館林~葛生(佐野線)
東小泉~赤城(小泉線・桐生線)
太田~西小泉(小泉線)
2両10000系は群馬地区のみ。
桐生線一部列車は太田発着。
急 行
アーバンパークライン
8000系、10030系、60000系大宮~柏~船橋6両速達区間は大宮~春日部と運河~柏~船橋。
一部列車は柏~船橋間運転。
区間急行
アーバンパークライン
大宮~柏6両朝夕のみ運転。
速達区間は大宮~春日部のみ。
普 通
アーバンパークライン
大宮~柏~船橋6両一部列車は岩槻・春日部・七光台・運河・高柳発着。
大宮~船橋間直通列車もある。
AIZUマウント
エクスプレス
(会津鉄道AT-600・650形)
(同AT-700・750形)
東武日光・鬼怒川温泉~会津若松・喜多方2両東武線内は各停。
喜多方乗り入れは土休日の1往復のみ。
特急連絡100系下今市←東武日光6両朝・上り2本のみ運転。下今市で上り特急に接続する。途中駅は通過。
 
列車種別東上線 越生線 2019年3月16日~
使用車両主な運行区間編成両数備考
TJライナー50090系池袋~森林公園・小川町10両座席指定制。
下りのふじみ野より先は指定券不要。
川越特急50090系池袋~小川町10両特別料金不要。
平日は下り2本・上り3本、土休日は下り2本・上り4本運行。
快速急行9000系、9050系
10000系、10030系
30000系、50000系
50070系、50090系
池袋~森林公園・小川町10両
快 速
急 行
準 急
普 通志木以北は本数少。
普 通
有楽町線直通
9000系、9050系、50070系
(東京メトロ7000系・10000系)
新木場~川越市・森林公園10両9000系9101Fは地下鉄直通運用には入らない。
快速急行
副都心線・東横線
みなとみらい線直通
(東京メトロ7000系・10000系)*2
(東急5050系)
菊名→小川町
元町・中華街~小川町
10両土休日に下り3本(菊名発×2、元町・中華街発×1)、
上り2本(元町・中華街行)のみ運行。
急 行
副都心線・東横線
みなとみらい線直通
9000系、9050系、50070系
(東京メトロ7000系・10000系)
(東急5050系)
元町・中華街~森林公園・小川町10両東上線・副都心線内急行~東横線・みなとみらい線内
特急の列車は「Fライナー」を名乗る。
9000系9101Fは地下鉄直通運用には入らない。
普 通
副都心線・東横線
みなとみらい線直通
9000系、9050系、50070系
(東京メトロ7000系・10000系)
(東急5000系・5050系)
(横浜高速Y500系)
元町・中華街~志木・川越市・森林公園10両・8両9000系9101Fは地下鉄直通運用には入らない。
8両編成はメトロ車・東急車・横浜高速車のみで
志木まで乗り入れ。
普 通
ワンマン
8000系小川町~寄居(東上線)
坂戸~越生(越生線)
4両

100系

概要・編成・配置

日光線特急用車・DRCこと1720系の後継車として登場。
国際観光地である日光に向かう車両のため、外国人観光客に配慮した設備はもちろん、バブル期の車両らしく豪華な内装や4人用個室が特徴。また、在来線特急型車両としては初めてVVVFインバータ制御を採用した。
1991年にはブルーリボン賞を受賞。2006年からはJR東日本との相互直通運転を開始している。
東京スカイツリーの開業に合わせ、2011年の年末にはリニューアル編成がデビュー。2012年秋までに全ての編成がリニューアルされた。

モハ100-1
Mc1
モハ100-2
M1p
モハ100-3
M2
モハ100-4
M3p
モハ100-5
M4p
モハ100-6
Mc2
春日部支所:101F~109F

それぞれの編成についての特記

  • 106F~108Fの3本はJR直通対応編成。JR用ATS(ATS-P)や列車無線装備(外観上の変化はほとんど無し)増設の他、モハ100-1に小型のグリーン車マークが側面に貼り付けられた。
  • 102F・105F・107Fは「雅」塗装、101F・108F・109Fは「粋」塗装、103F・104F・106Fは「サニーコーラルオレンジ」塗装にリニューアルされた。内装・ロゴマークも一新されている。
  • 2014年に側面幕のフルカラーLED化が全編成に行われた。
  • 2015年には、103F・106Fが金色を基調とした「日光詣」塗装に塗り替えられた。ロゴマークは専用のものを貼り付けている。

運用

  • 東武線内(浅草~東武日光・鬼怒川温泉など):特急「けごん」「きぬ」「スカイツリーライナー」に充当される。また、下今市←東武日光間の特急連絡列車の2本にも充当される。
    • 「日光詣」仕様の103F・106Fはほぼ毎週使用されるので、どの運用で使用されるかを東武鉄道のサイトや主な特急停車駅で提示してある(検査等の理由で使用されない時もあり)。
  • JR直通特急(新宿~鬼怒川温泉):定期運用では特急「スペーシアきぬがわ」2往復に充当され、JR直通対応の106F~108Fが使用される。また、臨時特急「スペーシア日光」として品川・新宿~東武日光を走ることもある。
    • 2016年現在、定期運用のJR直通運用にはほぼ「日光詣」仕様の106Fが使用されている(103Fと同様に、検査等の理由で使用されない時もあり)。
  • 2017年より、夜行列車「日光夜行」に充当されている。2018年からは新宿発も設定された。

再現上の注意点など

  • 旧塗装のステッカーの車番は銀色のためエラー。実車は赤帯と同色(リニューアル編成は青帯と同色・こちらはステッカーに収録)。
  • 106F~108Fにあるグリーン車マークは2016年発売の日光詣スペーシアに収録。
  • 新塗装3色の3・4号車は発売されていない。ロゴマークのみステッカーに収録されている。
  • フルカラーLED化後の側面幕のステッカーは日光詣スペーシアに収録。
  • 2017年4月現在、104Fの先頭車車端部には日光詣ロゴマークが貼られている。「サニーコーラルオレンジ」塗装に日光詣ロゴマーク(赤基調の新タイプ、日光詣スペーシアに収録)を貼り付けることで再現可能。
  • 2017年4月改正より特急「スカイツリーライナー」へ充当されるようになったが、製品は改正前に発売のため側面幕は未収録。

300系・350系

概要・編成・配置

余剰となった1800系1813F・1816F・1817F・1818Fから改造され誕生。300系は6連、350系は4連を組む。
日光線の連続勾配に対応するため抑速ブレーキの新設や中間付随車の電動車化のほか、前面ライトの角型化・側面幕の新設・前面ヘッドマークの電動幕化も行われた。
日光線特急を補完する有料の急行(現在は特急に格上げ)に充当されたが、運用減少に伴い団体運用にも就くようになった。
2017年4月のダイヤ改正では300系の運用が無くなり、廃車となった。

300系クハ300-1
Tc1
モハ300-2
M2
モハ300-3
M1p2
モハ300-4
M4
モハ300-5
M3p
クハ300-6
Tc2
(最終配置)春日部支所:301F、302F
350系クハ350-1
Tc1
モハ350-2
M2
モハ350-3
M1p2
クハ350-4
Tc2
南栗橋本区:351F~353F

それぞれの編成についての特記

  • 改造種車は以下の通り。
    • 300系:301F←1818F、302F←1817F
    • 350系:351F←1816Fの登場時4連、352F←1816Fと1813Fの増備車2両ずつ、353F←1813Fの登場時4連

※これにより、352Fは台車・一部車両の窓配置が異なる。

運用

  • 300系:2017年4月改正で引退、廃車となった。
    • 現役時の晩年は「きりふり」「ゆのさと」*3のほか、「尾瀬夜行」「スノーパル」に充当された。
  • 350系:定期列車では「きりふり」(土休日のみ)に充当される。2017~18年には「尾瀬夜行」「スノーパル」にも充当された。

※定期列車以外で団体列車に充当されることがある。

再現上の注意点など

  • 300系のモハ300-4・モハ300-5は1800系1819Fと同じ台車(TRS-871)が付属するがエラー。実車は8000系の後期タイプと同じ台車(TRS-75)を履く。
  • 350系352Fは台車・一部車両の窓配置が異なるため、タイプモデルとなる。再現するには、8000系に付属する台車レリーフ(後期タイプ・TRS-75)を流用する。車番はシールを切り継いで再現する。
  • シールには南会津と尾瀬夜行(急行・緑)の側面幕が無い。また、臨時・団体専用の前面ヘッドマークも無い。
  • 東京スカイツリー開業後、100系(リニューアル新色)と同様のTOBUロゴを車体につけられた。
    • 100系スペーシア(雅・粋・サニーコーラルオレンジ)や2014年再販版の8000系に付属のロゴマークを貼れば再現可能。先頭車のトイレ部分の上に貼る。

800系・850系

概要・編成・配置

館林・太田地区に残る吊り掛け駆動の旧型更新車である5050系を置き換えるため誕生。修繕工事未施行で残っていた8000系8両固定のうち、サハを除く3両ずつを改造して誕生した(サハ2両は廃車)。
8195F→801F/851F、81101F→802F/852F、8187F→803F/853F、8193F→804F/854F、81103F→805F/855Fにそれぞれ改造。台車は種車の関係でFS-096T/396M(東武形式TRS-75T/M)を装備する。

800系クハ800-1
Tc
モハ800-2
Mp2
モハ800-3
Mc
館林出張所801F~805F
850系モハ850-1
Mcp2
モハ850-2
M
クハ850-3
Tc
851F~855F

運用

  • 伊勢崎線館林以北のワンマン区間で運用されている。
    • 過去には下1桁が同一番号の編成どうしで6連を組み、本線で準急*4等に充当されたこともある。

再現上の注意点など

  • 800・850系単独の販売は行われていない。
    • 再現する場合、車体・窓ガラス・屋根は8000系新塗装を使う。前面は2007年度再販版の更新前面(HID灯タイプ)、台車レリーフはTRS-75(後期・S型ミンデン)を使用する。モハ850-1の前面と屋根は同じく2007年再販版に付属。
  • パンタグラフはモハ800-2とモハ850-1に2基装備される。
  • 側面ドア窓押さえは金属製に交換されている。ガラスパーツのドア窓の縁を銀色に塗装することで再現できる。なお、2014年再販版は銀色なのでそのまま流用できる。
  • 側面幕板部のスピーカーは再現されていない。
  • 現行仕様のワンマン表示は2014年版のシールに収録されている。
  • 東京スカイツリー開業後、100系(リニューアル新色)と同様のTOBUロゴを車体につけられた。
    • 100系スペーシア(雅・粋・サニーコーラルオレンジ)や2014年版の8000系に付属のロゴマークを貼れば再現可能。先頭車では後部寄りドアの運転台側戸袋部に、中間車では下り方ドアの上り寄り戸袋部に貼る(どちらも反対側は線対称の位置に貼る)。

1800系

概要・編成

伊勢崎線急行で使用されていた5310系・5700系を置き換えるため、1969年に4両編成6本が登場。
1973年に2本が増備され、1979年には増結用の中間車2両がそれぞれに挿入され6両編成となった。1987年にはマイナーチェンジ版の1819Fが登場。急行「りょうもう」で活躍した。
1991年に後継の200系が登場し、1800系は順次運用離脱していった。1813F・1816F・1817F・1818Fは300・350系に改造、1814Fは廃車されたが、1811F・1812F・1815Fは長期休車の後に通勤型化改造された。
残る1819Fは波動輸送用として復活し多客期や団体輸送・ツアー等で活躍したが、2018年5月のラストラン記念ツアーを最後に引退。同年6月に廃車・全廃となった。

登場時4連
通勤型改造車
クハ1810
Tc1
モハ1820
M2
モハ1830
M1p2
クハ1840
Tc2
増結後6連
1819F
クハ1810
Tc1
モハ1820
M2
モハ1830
M1p2
サハ1840
T
モハ1850
M3p
クハ1860
Tc2

各編成の最終配置

  • 南栗橋本区:1819F
  • 館林検修区[現・館林出張所]:1811F~1818F
  • 館林出張所(通勤型改造車):1811F~1813F*5

それぞれの編成についての特記

  • 1819Fはマイナーチェンジ車。前面ライトが角型になり、クーラーの形状も8000系と同様となった。
  • 通勤型改造車は塗色の変更(8000系新塗装と同一)・前面形状の変化(標識灯の撤去・行先表示機の新設)・内装の変更などが行われた。

再現上の注意点など

  • 晩年の1819Fは通常時も「臨時」の前面サボが挿入されたままであった。団体列車にもこのまま就くことが多かった(側面幕は「団体専用」にする)。
  • 東京スカイツリー開業後、100系(リニューアル新色)と同様のTOBUロゴを車体につけられた。ただし色は違い、白いものとなる。50000系後期に収録されているロゴを先頭車のトイレ部分の上に貼る。

5050系(5000系・5070系)

概要・編成

吊り掛け駆動式である7800系の機器を流用し、8000系と同様の車体を新製して更新した。
1979年に5000系は4連・2連が2本ずつ登場したが非冷房であったため更新を打ち切り、後の1981年に初めから冷房化された5050系が4連・2連が12本ずつ登場。1984年には6連の5070系が登場している。2両編成はそれぞれ『5500系』『5550系』と呼ばれる場合もある。
登場当初は本線・東上線で運用に就いていたが、10000系列の増備に伴い全162両が野田線に集結。さらに支線区へ転出し、群馬・栃木の北部ローカル線区の冷房化促進に貢献した。
老朽化に伴い、1999年から廃車が始まり2006年に営業運転から離脱。2007年に全廃となった。

5000系4連冷房化前モハ5100
Mcp
サハ5200
T

モハ5300
Mp
クハ5400
Tc

冷房化後McMp2
2連モハ5500
Mcp
クハ5600
Tc
5050系4連クハ5150
Tc1
モハ5250
M1p2
モハ5350
M2
クハ5450
Tc2
2連モハ5550
Mcp
クハ5650
Tc

霜取りパンタ搭載Mcp2
5070系6連クハ5170
Tc1
モハ5270
M1p2
モハ5370
M2
サハ5470
T
モハ5570
M3p
クハ5670
Tc2

各編成の最終配置

  • 伊勢崎線・佐野線・桐生線・小泉線(館林検修区[現・館林出張所])
    • 5000系:5102F
    • 5500系:5501F・5502F
    • 5050系:5151F~5154F・5158F・5159F
    • 5550系:5552F~5555F・5561F・5562F
  • 日光線・宇都宮線(新栃木検修区[現・新栃木出張所])
    • 5050系:5155F~5157F・5160F~5162F
    • 5550系:5556F~5560F
  • 野田線(七光台検修区[現・七光台支所])
    • 5000系:5101F
    • 5550系:5551F
    • 5070系:5171F~5184F

それぞれの編成についての特記

  • 5000系は冷房化に伴い、パンタグラフの位置をモハ5300型に2基装備とした。
  • 新栃木検修区に配属された5550系5556F~5560Fの5本は、モハ5550型前位側にパンタグラフを増設し冬季に霜取り用として使用した。
  • 全編成とも、台車は種車から流用のFS-10(TRS-52)を履く。

再現上の注意点など

  • 5550系霜取りパンタ装備車(ステッカーには5559Fのみ収録)を再現するには、8000系新塗装(2007年度再販版)に付属するモハ850-1用屋根を使用する(厳密には多少異なる)。
    無い場合はモハ8200用の屋根の端を少し削って取り付ければ雰囲気は出る(実車は前のパンタへ配管が通してある)。
  • 各編成とも、側面ドア窓押さえは金属製に交換されている。ガラスパーツのドア窓の縁を銀色に塗装することで再現できる。なお、2014年再販版の8000系は銀色である。
  • 5070系は、前面助手側の窓にもワイパーが増設されている。付属パーツでは再現されていないので、タイプモデルとなる。

8000系

概要・編成

長年に渡って712両が製造されたことから「私鉄の103系」とも呼ばれる。空気ばね台車を採用したため乗り心地が良く、輸送環境の改善を図った。
多岐にわたる車体修繕も、その数の多さを物語っている。最近は廃車が進んでおり、最多車両の座は10030系に明け渡している。

8000系は4・6・8連の編成が通し番号で製造されているため、順番が複雑となっている。2両編成は『8500系』と呼ばれることもある。

2両固定モハ8500
Mcp
クハ8600
Tc3
4両固定クハ8100
Tc1
モハ8200
M1p2
モハ8300
M2
クハ8400
Tc2
6両固定クハ8100
Tc1
モハ8200
M1p2
モハ8300
M2
サハ8700
T1
モハ8800
M3p
クハ8400
Tc2
8両固定クハ8100
Tc1
モハ8200
M1p2
モハ8300
M2
サハ8900
T2
サハ8900
T2
モハ8200
M1p2
モハ8300
M2
クハ8400
Tc2

※8両固定の場合、下り寄4両は下1桁に1を足した番号となる。(例:8173Fはクハ8173=モハ8273=モハ8373=サハ8973=サハ8974=モハ8274=モハ8374=クハ8474となる)

※インフレナンバー車(番号が5桁の車両)も基本的な振り方は同じで、下3桁が製造順を表す。(例:81120Fはクハ81120=モハ82120=モハ83120=クハ84120となる)

  • 製造当初の編成
    • 2両固定:8501F~8580F
    • 4両固定:8101F~8155F・8191F・81107F~81109F・81111F・81112F・81118F~81120F
    • 6両固定:8156F~8172F・8192F・81110F・81113F・81114F・81117F
    • 8両固定:8173F・8175F・8177F・8179F・8181F・8183F・8185F・8187F・8189F・8193F・8195F・8197F・8199F・81101F・81103F・81105F・81115F

それぞれの編成についての特記

  • 4両固定のうち8101F~8114Fは、1971~72年にサハ8700・モハ8800を新造し組み込み、6両固定になった。
  • 4両固定のうち8115F・8118F・8129F・8140F・8145F・8146F・8148F・8150F・8151F・8154Fは、平成3~7年にかけて2両固定の下2桁が同一番号の編成をサハ8700・モハ8800に改造の上組み込み、6両固定になった。
  • 8両固定のうち8183F・8189F・8197F・8199F・81105F・81115Fは、修繕工事時に4連ずつに分割され4両固定(ワンマン対応)になった。
    • これにより8184F・8190F・8198F・81100F・81106F・81116Fが新たに誕生した。
  • 8両固定のうち8187F・8193F・8195F・81101F・81103Fは、修繕工事時にサハ8900型2両を廃車、残った3連2本を800・850系に改造した。
    • 8195F→801F・851F、81101F→802F・852F、8187F→803F・853F、8193F→804F・854F、81103F→805F・855Fにそれぞれ改造。
  • 4両固定と2両固定の一部の編成は、運転台機器を800/850系に提供するため中間運転台を撤去、6両固定となった。
    • 8131F+8501F・8132F+8533F・8133F+8532F・8134F+8523F・8153F+8542F・8155F+8521Fの6本がこれにあたる。
  • 8506Fは、秩父鉄道対応ATSを搭載。本線⇔東上線間の車両回送時の秩父鉄道線内で先導役となる。
  • 8108Fは、一時期リバイバルカラーとして旧塗装(ツートン)に塗られていた。前面上部の標識灯も再現された(冷房化後・修繕後であるため、厳密にはタイプとなる)。
  • 8111Fは、動態保存車として8108Fと同様の旧塗装に復元された。8108Fとは違い、内装も当時の仕様に近いものとなっている。2016年にはセイジクリーム塗装に変更されている。
  • 81111Fは、東上線100周年を記念して2014年にセイジクリーム塗装が施された。外形こそワンマン対応車のままだが、内装は当時のモケット色を再現している。
  • 81107Fは、81111Fと同様の理由で2014年にツートン塗装が施された。モケット色は緑のままである。
  • 8198Fは、2015年に青い車体色に黄帯を巻いたフライング東上塗装が施された。
  • 8577Fは、2016年にオレンジ色の車体色に黄帯を巻いた昭和30年代に見られた塗装が施された。
  • 8568F・8575Fは、前者が2016年、後者が2017年に昭和30年代に見られた試験塗装が施された。8568Fは緑色の車体色に白帯、8575Fは黄色の車体色に赤帯である。

台車について

  • FS-056T/356M(東武形式TRS-62T/M):ミンデンドイツ形台車。4・6・8両固定の8101F~8166Fと2両固定の8501F~8568Fが装備。
  • FS-096T/396M(東武形式TRS-75T/M):S形ミンデン台車。4・6・8両固定の8167F以降と2両固定の8569F以降が装備。

修繕工事について

8000系は修繕工事を長年に渡って行っていたため、様々なタイプがある。(冷房化改造は全車に施行された)

  • 未修繕車:原形のまま。後年、前面幕がLED化された。
  • 初期修繕車:側面に幕を増設。前面の助手側にもワイパーを増設。運転台側の窓下部の通気孔が撤去された。また、一部編成は前面サボ受けが撤去された。
  • 中期修繕車:前面をブラックフェイスに改造・スカートを新設・側面幕を増設。
  • 後期修繕車:中期修繕車の改造内容に加え、幕のLED化・ヘッドライトのHID灯化・車椅子スペースの新設。
  • バリアフリー修繕車:後期修繕車の改造内容に加え、車外スピーカー・車内扉上部に千鳥配置でLED式案内装置・自動放送装置の新設。
  • ワンマン対応車:バリアフリー修繕車の改造内容に加え、ワンマン運転対応機器を増設。前面貫通扉にワイパーが装備された編成もある。

修繕工事による分類

  • 4・6・8両固定
    • 未修繕車:8183F・8187F・8189F・8193F・8195F・8197F・8199F・81101F・81103F・81105F・81115F
    • 初期修繕車:8104F・8108F・8111F・8112F・8127F・8130F
    • 中期修繕車:8101F~8103F・8105F~8107F・8109F・8110F・8113F~8126F・8128F・8129F・8131F~8155F・8159F・8163F・8167F・8168F
    • 後期修繕車:8156F~8158F・8160F~8166F・8169F~8181F・8185F・8191F・8192F・81117F
    • バリアフリー修繕車:81110F・81113F・81114F
    • ワンマン対応車:8183F・8184F・8189F・8190F・8197F~81100F・81105F~81109F・81111F・81112F・81115F・81116F・81118F~81120F
  • 2両固定
    • 未修繕車:8571F・8578F・8580F
    • 初期修繕車:8509F・8516F
    • 中期修繕車:8501F~8508F・8510F~8514F・8517F・8519F~8528F・8530F~8539F・8541F~8544F・8547F・8549F・8555F
    • 後期修繕車:8552F・8553F・8556F~8560F・8569F・8573F
    • ワンマン対応車:8561F~8565F・8568F・8570F・8572F・8574F~8577F・8579F

運用

  • スカイツリーライン:営業列車ではないものの、亀戸・大師線用の8000系2両固定が定期回送列車として曳舟~北春日部間で見られる。
  • 佐野線・桐生線・小泉線・亀戸線・大師線:2両固定のワンマン対応編成が充当される。群馬地区では10000系ワンマン対応編成と共通運用。
  • アーバンパークライン:全区間で、他形式との運用上の区別なく運用されている。全て6両編成。
  • 東上線(小川町以南):営業列車ではないが、ワンマン対応編成の定期回送列車が小川町・坂戸~森林公園間で見られる。
  • 東上線(小川町以北)・越生線:8000系ワンマン対応編成(4両固定)が全列車を担当。

現存する編成と配置

  • 佐野線・桐生線・小泉線(館林出張所)
    • 2両固定(ワンマン対応):8561F・8562F・8563F・8564F・8572F・8574F・8576F・8579F
  • 亀戸線・大師線・動態保存車(春日部支所)
    • 6両固定:8111F*6
    • 2両固定(ワンマン対応):8565F・8568F・8570F・8575F・8577F
  • 予備車(新栃木出張所)
    • 2両固定:8506F*7
  • アーバンパークライン(七光台支所)
    • 6両固定:8150F・8158F・8159F・8162F・8163F・8164F・8165F・8166F・8170F・8171F・8172F・8192F・81110F・81113F・81114F・81117F
  • 東上線・越生線(森林公園検修区)
    • 4両固定(ワンマン対応):8183F・8184F・8197F・8198F・8199F・81100F・81107F・81109F・81111F・81119F・81120F

再現上の注意点など

  • 8108F・8111Fリバイバルカラーの編成を再現するには、先頭車屋根(冷房タイプ)の前端部に標識灯を付ける必要がある。
  • 2010年版以前の製品のシールには一部エラーがある。(種別幕・区間準急の地色が赤い、代わりに急行の地色が緑色等)
    • 2010年版以前の新塗装の側面車番横に付く社紋は省略されている。こだわる人はNゲージ用のインレタ・デカール等から流用する。
      なお、2012年以降に全般検査を受けた編成は、車番横の社紋が省略されている。2014年再販版には収録されている。
    • 青色の車番は新塗装用。旧塗装(セイジクリーム)の車番はリバイバルカラー用が合うが、実車は灰色となる(白では車体色と相まって見づらい)。
    • 側面の車番は「車側灯がある側の窓下」に、社紋は左右側面問わず「車番の左」に貼る。なお、2014年版にはクリーム用の車番が収録されているが、リバイバル化された81111Fのみとなる。
  • 中間運転台撤去車の前面は再現されていない。再現する場合は、更新前面のライト部を加工する必要がある。
  • 側面ドア窓押さえは黒塗装(登場時の黒ゴム仕様)となっているが、現在は金属製に交換されている。
    •  2010年再販版以前は黒の、2014年再販版は銀の押さえである。
  • バリアフリー更新車・ワンマン対応車は、幕板部に外部スピーカー・前面貫通扉にワイパー(ワンマン対応車のみ)が増設されている。
    また、ワンマン対応車の一部は前面裾部にホーム検地装置が装備されている。パーツではどれも再現されていないので、こだわる人は注意。
  • 東京スカイツリー開業後、100系(リニューアル新色)と同様のTOBUロゴを車体につけられた。
    • 100系スペーシア(雅・粋・サニーコーラルオレンジ)や2014年版に付属のロゴマークを貼れば再現可能。
      先頭車では後部寄りドアの運転台側戸袋部に、中間車では下り方ドアの上り寄り戸袋部に貼る(どちらも反対側は線対称の位置に貼る)。
    • なお、野田線の中間封じ込め先頭車も中間車に合わせて貼る。
  • 2014年の東武アーバンパークライン愛称導入に伴い、同線で運用される8000系の先頭車にロゴマークが貼られている。
    2014年再販版に収録されており、前面用は前面左部分に、側面用は車番が貼られている場所の上に貼る。
  •  同年の東上線開業100周年を記念して、同線で運用される8000系の先頭車乗務員扉の隣にロゴマークが貼られている。2014年再販版に収録されており、実車と同じ場所に貼る。
    •  同時に81107Fが8111Fと同じツートンカラーに、81111Fがセイジクリームにリバイバルされた。前者には前面、ステッカーとも対応していない。
  • 8198Fは2015年にフライング東上塗装、8568F・8575F・8577Fは2016~2017年に昭和30年代復刻塗装へ変更されている。いずれも製品化はされていない。

9000系(9050系)

概要・編成・配置

東上線と営団(現・東京メトロ)有楽町線の相互直通運転開始にあたり、直通対応車として昭和56年に先行試作車が登場。東武としては初めてのステンレス無塗装車体を採用。昭和62年には量産車が6編成登場し、有楽町線との直通運転を開始した。平成3年には10030系と同等の車体にマイナーチェンジされた9108Fが登場している。後に試作車9101Fを除きリニューアル工事と副都心線直通対応工事が施された。
9050系は平成6年に登場。20050系と同様のVVVFインバータ制御やLED表示機・自動放送装置を採用している。こちらも9000系と同様にリニューアル工事・副都心線直通対応工事が施された。
現在は両形式とも、副都心線を介して東急東横線・横浜高速鉄道みなとみらい線に直通し、元町・中華街まで足を伸ばしている。

9000系9101Fクハ9100
Tc1
モハ9200
M1
モハ9300
M2
サハ9400
T1
モハ9500
M1
モハ9600
M3
サハ9700
T2
モハ9800
M1
モハ9900
M4
クハ9000
Tc2
森林公園検修区9101F~9108F
量産車クハ9100
Tc1
モハ9200
M1
モハ9300
M2
サハ9400
T1
モハ9500
M4
モハ9600
TM1
サハ9700
T2
モハ9800
M1
モハ9900
M2
クハ9000
Tc2
9050系:space:クハ9150
Tc3
モハ9250
M5
モハ9350
M6
サハ9450
T3
モハ9550
M7
モハ9650
M8
サハ9750
T4
モハ9850
M7
モハ9950
M9
クハ9050
Tc4
9151F・9152F

それぞれの編成についての特記

  • 試作車である9101Fは側面方向幕の位置やドア間の寸法が量産車と異なる。
  • 9108Fはマイナーチェンジ形。10030系と同様のビードプレスされたステンレス車体を持つ。
  • 9050系は9108F同様の車体を持ち、クーラー形状が9000系と異なる他3色LED式表示機や自動放送装置を登場時から装備していた。
    現在はリニューアル工事が施され、9000系との差異は車体・クーラー形状・制御装置程度に留まる。
  • 量産車である9102F~9108Fと9050系はリニューアル工事が施され、行先表示機のフルカラーLED化・車外用スピーカーや車椅子スペースの設置・内装の更新と副都心線直通対応装備の設置が行われた。

運用

  • 有楽町線直通(森林公園・川越市~新木場)や副都心線・東横線・みなとみらい線直通(森林公園・川越市~元町・中華街)を中心に、東上線地上運用まで幅広く運用される。
    なお、9101Fは地下線内のホームドア未対応のため、副都心線開業後は地上運用専用となっている。

再現上の注意点など

  • 側面は10000系と共用しており、9000系には無い突起がドア下部についている。加工することで実車に近づけることが出来る。なお、側面幕の位置が異なるため9101Fは再現出来ない。
  • 9108Fを作る場合は側面と屋根1枚(クハ9108用)を、9050系を作る場合は側面と屋根、台車レリーフを10030系から流用する。この場合、側面乗務員扉辺りの帯を一部消す必要がある。
  • Fライナー種別表示、9050系更新前の種別・行先表示(3色LED式)はステッカーに未収録。

10000系

概要・編成

旧型車両の置き換え用および8000系の後継車として1963年にデビュー。9000系に続き、コルゲート処理のステンレス車体を採用している。
2・6・8・10連が存在し、本線・東上線で幅広く運用されている。また、2007年からリニューアル工事が行われている。

2両固定モハ11200
Mcp2
クハ12200
Tc3
6両固定

リニューアル
編成
クハ11600
Tc1
モハ12600
M1p2
モハ13600
M2
サハ14600
T3
モハ15600
M3p2
クハ16600
Tc2
クハ11600
Tc1
モハ12600
M1p2
モハ13600
M2
サハ14600
T3
モハ15600
M3p
クハ16600
Tc2
8両固定クハ11800
Tc1
モハ12800
M1p2
モハ13800
M2
サハ14800
T1
サハ15800
T2
モハ16800
M1p2
モハ17800
M2
クハ18800
Tc2
10両固定クハ11000
Tc1
モハ12000
M1p2
モハ13000
M2
サハ14000
T1
モハ15000
M4p2
サハ16000
TM1
サハ17000
T2
モハ18000
M1p2
モハ19000
M2
クハ10000
Tc2

それぞれの編成についての特記

  • 10両固定は、元々8両固定だった11803F~11806Fに増備された中間車2両(モハ15000+モハ16000)を増結したもの。増備された中間車は10030系の製造中に作られたため、そちらと同様の車内になっている(外観は10000系のまま)。
  • 6両固定は、2007年よりリニューアル工事が行われ9本全てが更新された。外観上では前面スカートの新設・パンタグラフのシングルアーム化・モハ15600の上り方パンタ撤去・車外スピーカーの設置・前面幕と側面幕のフルカラーLED化・ヘッドライトのHID灯化とテールライト、側扉灯のLED化などが行われた。
  • 2両固定(11201F~11204F)および8両固定(11801F・11802F)は2014~2017年にリニューアル工事が行われた。主な改造箇所は6両固定と変わらないが、パンタが下枠交叉式のまま・ヘッドライトがLED化されるなどの違いがある。
    • 現在、未更新で残るのは東上線用の10両固定(11003F~11006F)のみである。
  • 2両固定のうち、11201Fと11202Fは2020年にワンマン対応化が行われ、館林出張所へ転属となった。前面貫通幌は撤去され、代わりに全面貫通扉窓にワイパーと前面裾部にホーム検地装置が増設されている。

配置

  • 春日部支所(スカイツリーライン・伊勢崎線・日光線)
    • 2両固定:11203F・11204F
    • 6両固定:11601F~11609F
    • 8両固定:11801F・11802F
  • 館林出張所(佐野線・小泉線・桐生線)
    • 2両固定:11201F・11202F
  • 森林公園検修区(東上線)
    • 10両固定:11003F~11006F

運用

  • スカイツリーライン・伊勢崎線・日光線:地上運用(区間急行・区間準急・普通)に使用される。10030(80)系との併結も頻繁に行われる。日光線南栗橋以北のローカル運用では2連×2本の4連で使用されることがある。
    • かつては伊勢崎・新栃木まで準急(→区間急行)として乗り入れていたほか、宇都宮線でワンマン化前に11201F+11202Fの4連で運用されていたこともある。
      また、行楽シーズン中は臨時快速(現在は臨時急行)として東武日光まで乗り入れることがあった(未更新・リニューアル後問わず)。
      • なお、臨時快速・臨時急行運用時の更新車はフルカラーLEDの「臨時」表示。「快速」表示はされない(ステッカーに収録されているが、表示可能かは不明)。
  • 佐野線・小泉線・桐生線:ワンマン対応の2両固定が運用されている。8000系ワンマン対応編成と共通運用。
  • 東上線:地上運用(快速急行・快速・急行・準急・普通)に幅広く運用される。10両固定のため他形式との併結は行われない。

再現上の注意点など

  • 前面パーツのワイパー下にはウォッシャ装置が付いており、この仕様では11601F~11603Fのみが該当する(更新・未更新問わず)。他の編成には付いていないため、タイプモデルとなる。
  • 2014年度以降に更新された編成(2両固定および8両固定)は、ヘッドライトの形状が変わっているため、付属の更新後前面とは多少異なる。
  • ステッカーの種別幕(向かって左側用)には回送・試運転・臨時・団体専用の表示があるが、正しくは行先幕(向かって右側用)のほうに表示される(種別は無表示白幕・ステッカーには未収録)。白幕はGMステッカー及び8000系の2014年発売品付属ステッカーに収録されている。
    • また、東上線種別幕は色変更以前の仕様のみ収録されている。変更後の表示と「快速(水色地)」は未収録。ただし、「快速(水色地)」は8000系2014年再販版に付属するステッカーに収録されている。
  • 更新後のワンマン対応前面は付属しない。

10030系(10050番台・10080系)

概要・編成

  • 10030系:10000系のマイナーチェンジ車として1988年に誕生。前面のデザインと側面のビードライン入りステンレス車体への変更に伴い、印象が大きく変わった。
    性能面は10000系と同様で混用・併結が可能。後年、10000系に続く形でリニューアル工事が行われ、ほぼ同様の更新がされた。
  • 10050番台:1992年から10030系に代わって製造された。車体や内装は10030系とほぼ同様だが、車椅子スペースの設置・クーラーカバーの連続型への変更が行われた。
  • 10080系:VVVF制御装置の試作車で、10030系と同じく1988年に4連1本のみ製造された。外観や性能面は10030系と同様なので混用・併結も可能。日立製GTOインバータを搭載し、その試験結果は100系スペーシアの誕生に貢献した。
    しかし試作車ゆえに不具合が相次ぎ、2005年に一旦運用を離脱。2006年にインバータを50000系列と同様のIGBTインバータに交換、長期に渡る試運転の後2007年に運用復帰した。
    この交換に伴う性能面での変化はほとんど無く、以前と同じく10030系と共通運用されている。
10030系6両固定

リニューアル
編成
クハ11630
Tc1
モハ12630
M1p2
モハ13630
M2
サハ14630
T3
モハ15630
M3p2
クハ16630
Tc2
クハ11630
Tc1
モハ12630
M1p2
モハ13630
M2
サハ14630
T3
モハ15630
M3p
クハ16630
Tc2
10両固定

リニューアル
編成
クハ11030
Tc1
モハ12030
M1p2
モハ13030
M2
サハ14030
T1
モハ15030
M4p2
サハ16030
TM1
サハ17030
T2
モハ18030
M1p2
モハ19030
M2
クハ10030
Tc2
クハ11030
Tc1
モハ12030
M1p2
モハ13030
M2
サハ14030
T1
モハ15030
M4p
サハ16030
TM1
サハ17030
T2
モハ18030
M1p2
モハ19030
M2
クハ10030
Tc2
10050番台2両固定モハ11250
Mcp2
クハ12250
Tc3
4両固定クハ11450
Tc1
モハ12450
M1p2
モハ13450
M2
クハ14450
Tc2
6両固定クハ11650
Tc1
モハ12650
M1p2
モハ13650
M2
サハ14650
T3
モハ15650
M3p2
クハ16650
Tc2
10080系4両固定クハ11480
Tc1
モハ12480
M1p2
モハ13480
M2
クハ14480
Tc2

それぞれの編成についての特記

  • 10030系の初期車(10080系含む)は、通風機を多く装備している(制御車と付随車は4つ、電動車は8つ)。Bトレの屋根は先頭はなし・中間モハ屋根は2つなので足りない(後期車は先頭と付随車はなし・中間モハは4つ。Bトレでは個数も半減なのでOK)。
  • 10050番台の11267Fは、試験的にシングルアームパンタを搭載している。
  • 10030系の大半と10080系はリニューアル工事が行われた。内容は10000系とほぼ同様だが、パンタグラフは交換されず菱形のまま(モハ15630・モハ15030のパンタは1基撤去)。
    • 現在、未更新で残るのは11439F・11441F・11448F・11634F・11643F・11644F・11031Fと10050番台全車。
  • 11639F+11443F・11032Fはリニューアル工事と同時にVVVF制御に改装した。それに伴い屋根上の通風器はすべて撤去されている。
  • 11631F〜11633F・11635F・11636F・11652F・11653Fは七光台支所へ転属となった。帯の変更(窓下青帯+側面幕板部黄緑帯)、行先幕の変更、アーバンパークラインロゴの貼付、前面渡り板の撤去(11631F・11633Fを除く)が行われた。

配置(10030系・10050番台・10080系共通)

  • 春日部支所(スカイツリーライン・伊勢崎線・日光線)
    • 2両固定:11251F~11268F
    • 4両固定:11431F~11437F・11444F・11447F・11451F~11454F・11456F~11461F・11480F
    • 6両固定:11655F~11660F・11662F~11668F
  • 七光台支所(アーバンパークライン)
    • 6両固定:11631F~11633F・11635F・11636F・11651F~11654F
  • 森林公園検修区(東上線)
    • 4両固定:11439F・11441F・11448F・11455F
    • 6両固定:11634F・11643F・11644F・11661F
    • 6両固定+4両固定*8:11637F+11442F・11638F+11446F・11639F+11443F・11640F+11440F・11641F+11445F・11642F+11438F
    • 10両固定:11031F・11032F

運用

  • スカイツリーライン・伊勢崎線・日光線:地上運用(区間急行・区間準急・普通)に使用される。10000系との併結も頻繁に行われる。日光線南栗橋以北のローカル運用では4連単独か2連×2本併結で使用される。
    • かつては伊勢崎・新栃木まで準急(→区間急行)として乗り入れていた。また、行楽シーズン中は臨時快速(現在は臨時急行)として東武日光まで乗り入れることがあった(臨時快速は未更新車のみ、臨時急行は未更新・リニューアル後問わず)。
      • なお、臨時快速・臨時急行運用時は「臨時」表示。「快速」表示はされない(かつては幕に収録されていたが、ダイヤ改正時の幕交換にて消去された模様)。
  • アーバンパークライン:全列車で運用される。8000系や60000系との運用上の区別はない。
  • 東上線:10両編成を組み、地上運用(快速急行・快速・急行・準急・普通)に幅広く使われる。編成の組み合わせは固定されている。

再現上の注意点など

  • 10050番台4・6連を作る場合、パンタ無し中間車・下り寄り先頭車(クハ14450or16650)の屋根は9000系のものを流用する。パンタ有り中間車や上り寄り先頭車(クハ11450or11650)、2連を作る場合は10030系に付属のパーツのみで作成可能。
  • 11267Fを作る場合、シングルアームパンタを他製品から流用する。9000系や10000系に付属するもの(PT71C)を使うとよい。なお、車番は未収録なので、切り継ぎにて貼る。
  • 10080系11480Fを作る場合、10030系4連の素組みで良い。車番は未収録なので切り継ぎが必要。
    • 現在、11480Fはリニューアルされている。作成する場合は素組み+スカート取り付けで再現可能。
  • ステッカーの東上線種別幕は色変更以前の仕様のみ収録されている。変更後の表示と「快速(水色地)」は未収録。ただし、「快速(水色地)」は8000系2014年再販版に付属するステッカーに収録されている。
  • 2014年に発売された野田線用は10030系リニューアル仕様となる。前面に渡り板がモールドされているため、11631Fしか再現できない(11631F以外は撤去されているため、タイプモデルとなる)。
    • 野田線用の10050系を再現する場合、9000系や前年発売の10030系から10050系用の屋根を流用する。なお、ライトの配置が製品と逆になるため、前年発売の10030系のシールに収録されているリニューアル車用のライトを逆さにして貼る。方向幕は2014年版の8000系に収録されている。ただし車番(青文字)は未収録なので、8000系用のものを切り継いで貼る。
      • アーバンパークラインの急行運転開始後を再現するには、東上線種別幕を流用する。幕の場合は英字付。

20000系(20050系・20070系・20400系)

概要・編成・配置

初代日比谷線直通用車である2000系の後継車として登場。18m級車体・全編成8両固定。中間車が全てM車の6M2Tを組む。
後継車である70000系への置き換えが2017年より始まり廃車が発生しているほか、一部は支線区への転用のため20400系へ改造された。転用工事は2017年より行われている。
日比谷線直通運用からは2020年3月27日をもって離脱、8両固定での運用は終了した。

  • 20000系:片側3ドア。運行番号・行先表示機は幕式。13本が製造された。20400系には先頭車のみ転用されている。
  • 20050系:混雑対策のため、前後2両ずつが片側5ドアとなった。運行番号・行先表示機は3色LED式。20000系とは違ってVVVFインバータ制御方式。8本が製造された。現在20400系30・40番台への改造が進行している。その際、不要な客用ドアは埋められている。
  • 20070系:マイナーチェンジ型で片側3ドアに戻った。運行番号・行先表示機は3色LED式。20000系と比べ、クーラー間カバーが無い・シングルアームパンタ装備等の違いがある。20050系と同じくVVVFインバータ制御方式。3本のみ製造。20400系10・20番台に改造され、一足早く形式消滅した。
  • 20400系:4両固定へ短縮・ワンマン化・内外装のリニューアル等の改造が施された。ベース形式によって組成が多少異なる。
20000系クハ21800
Tc1
モハ22800
M1p
モハ23800
M2
モハ24800
M1p
モハ25800
M3
モハ26800
M1p
モハ27800
M4
クハ28800
Tc2
春日部支所21807F・21812F
20050系クハ21850
Tc1
モハ22850
M1p
モハ23850
M2
モハ24850
M3p
モハ25850
M4
モハ26850
M3p
モハ27850
M5
クハ28850
Tc2
21854F・21855F
20070系クハ21870
Tc1
モハ22870
M1p
モハ23870
M2
モハ24870
M3p
モハ25870
M4
モハ26870
M3p
モハ27870
M5
クハ28870
Tc2
21871F~21873F*9
20400系クハ21400
Tc1
モハ22400
M1p2
モハ23400
M2
クハ24400
Tc2
新栃木出張所21411F~21413F・21421F~21423F・21431F~21434F・21441F~21444F

それぞれの編成についての特記

  • 20400系の種車は編成によって異なる。
    • 10番台は全車20070系、20番台は先頭車20000系+中間車20070系、30番台は全車20050系、40番台は先頭車20000系+中間車20050系が種車となっている。
      • 30番台の先頭車2両と40番台の中間車1両は5ドア車からの改造。3ドア化され、元ドア部にも座席が設置された。

運用

  • 20000系・20050系:2020年3月をもって運用離脱となった。
    • 70000系登場後しばらくは共通運用だった。
  • 20400系:日光線南栗橋以北と宇都宮線(南栗橋~東武宇都宮)で運用される。

再現上の注意点など

  • シールには20070系用のものも付属するが、屋根の形状が違うためタイプとなる。シングルアームパンタも付属しない*10
  • 20050系・20400系は製品化されていない。
  • 20000系用の行先表示幕シールは黒地・英字併記無のものが付属するが、現在は紺地・英字併記有のものとなっている。
  • 東京スカイツリー開業後、100系(リニューアル新色)と同様のTOBUロゴを車体につけられた。ただし100系用とは違い、「T」の周囲の細線にグラデーションがないタイプとなる。
    • 9000系や10000系、10030系に付属のロゴマークを使用する。社紋があった部分に貼り付ける。

30000系

概要・編成・配置

東京メトロ半蔵門線・東急田園都市線直通用に6連・4連各15本が登場。東武で初めてワンハンドル式のマスコン/ブレーキを採用した。本線運用もこなせるよう、6両固定+4両固定の分割編成となり、10000系列とも連結できる(その際は性能を10000系列に合わせる)。
登場当初は本線で10000系列と共に運用に就いていたが、2003年から半蔵門線直通運用へと入った。後に50050系により置き換えられ本線地上運用に戻った(全ての編成が半直運用から置き換えられたわけではない)。
2011年からは東上線へ転属が始まり、現在は大多数が同線地上運用で使用されている。

6両固定+4両固定クハ31600
Tc1
モハ32600
M1p2
モハ33600
M2
サハ34600
T1
モハ35600
M3p
クハ36600
Tc2
クハ31400
Tc1
モハ32400
M1Ap2
モハ33400
M2A
クハ34400
Tc2
南栗橋本区31609F+31409F
10両固定(東上線)*11クハ31600
Tc1
モハ32600
M1p2
モハ33600
M2
サハ34600
T1
モハ35600
M3p
サハ36600
T
サハ31400
T
モハ32400
M1Ap2
モハ33400
M2A
クハ34400
Tc2
森林公園検修区31601F+31401F~31608F+31408F・
31610F+31410F~31615F+31415F

それぞれの編成についての特記

  • 31602Fのモハ35602は、永久磁石同期電動機(PMSM)搭載とVVVFインバータ制御装置の交換が実施された。他車との外観上の違いは(床下機器以外には)ほぼ無い。

運用

  • 半蔵門線直通(中央林間~久喜・南栗橋):50050系と共通で急行・準急に充当される。
    • かつては6連単独、あるいは10000系・10030系と併結で、伊勢崎・新栃木まで準急(→区間急行)として乗り入れていた。なお、4連単独では日光線南栗橋~新栃木や宇都宮線で運用されていた。
      • また、行楽シーズン中は臨時快速として東武日光・鬼怒川温泉まで乗り入れることや、臨時列車「フラワーエクスプレス」では中央林間~太田を直通(館林にて増解結が行われた)することもあった。
  • 東上線:他形式と共通で地上運用(快速急行・急行・準急・普通)に充当。30000系同士で固定編成を組んでいるため、10000系列との併結運転は行わない。

再現上の注意点など

  • モハ32600・モハ32400は2パンタ屋根、モハ35600は1パンタ屋根を使用する。但し、鉄道会社限定版には1パンタ屋根が付属しないため、切り継ぎによって再現する必要がある。
  • 鉄道会社限定版と再販版では、マルーン帯の色合いがかなり異なる*12
  • 再販版のスカートは表現が向上したが、上り向きしか付属しない(下り向きは機器配置が左右逆)。
  • 東上線に配属となった編成は、中間連結部分のスカート撤去とライト部分を塞ぐ(10030系付属のステッカーを使用)ことで再現可能。種別幕は赤字の「急行」のみが実車通り。行先幕は8000系原形顔用LED幕(池袋・小川町)が合うため、流用すると良い。
  • 種別のステッカーにはエラーが多く、現行仕様の実車が再現できるシールは少ない。こだわる人はGMのステッカーを使うと良い。
  • モハ車幕板部にある通気孔(ルーバー)は再現されていない。再現したい場合はJR205系用等のステッカーを流用すると雰囲気は出る(実車の通気孔部分はビードラインが切れている)。
  • 東京スカイツリー開業後、100系(リニューアル新色)と同様のTOBUロゴを車体につけられた。ただし100系用とは違い、「T」の周囲の細線にグラデーションがないタイプとなる。
    • 9000系や10000系、10030系に付属のロゴマークを使用する。社紋があった部分に貼り付ける。

50000系(50050系・50070系・50090系)

概要・編成・配置

  • 50000系:8000系置き換え用として登場した次世代型通勤電車。日立の『A-train』を採用し、低コスト化を図る一方、各所に独自の仕様を取り入れている。東上線地上運用専用。
  • 50050系:50000系をベースに半蔵門線・田園都市線直通対応として登場。混雑に不向きな30000系を半直運用から置き換えた。
  • 50070系:副都心線直通用として登場。種別・行先表示機がフルカラーLEDとなり、内装も変更された。51076F以降はドア上にLCD案内表示機を設置。
  • 50090系:東上線の座席定員制列車「TJライナー」用として登場。一般列車にも使用できるよう、座席はロングシート・クロスシートを転換できるデュアルシートを採用。車体外周にロイヤルブルーの帯を巻く。
50000系クハ51000
Tc1
モハ52000
M1p
モハ53000
M2
サハ54000
T1
モハ55000
M3p
サハ56000
T2
サハ57000
T3
モハ58000
M1'p
モハ59000
M2'
クハ50000
Tc2
森林公園検修区
南栗橋本区
51001F〜51007F・51009F
51008F
50050系クハ51050
Tc1
モハ52050
M1p
モハ53050
M2
サハ54050
T1
モハ55050
M3p
サハ56050
T2
サハ57050
T3
モハ58050
M1'p
モハ59050
M2'
クハ50050
Tc2
南栗橋本区51051F~51068F
50070系クハ51070
Tc1
モハ52070
M1p
モハ53070
M2
サハ54070
T1
モハ55070
M3p
サハ56070
T2
サハ57070
T3
モハ58070
M1'p
モハ59070
M2'
クハ50070
Tc2
森林公園検修区51071F〜51077F
50090系クハ51090
Tc1
モハ52090
M1p
モハ53090
M2
サハ54090
T1
モハ55090
M3p
サハ56090
T2
サハ57090
T3
モハ58090
M1'p
モハ59090
M2'
クハ50090
Tc2
51091F~51096F

それぞれの編成についての特記

  • 50000系51001Fのみ、前面が非貫通型となっている。51002F以降と他形式は非常用貫通扉が付く。
  • 50070系51075Fは側面窓の形状がJR209系等と同様のものとなった他、強制換気装置が装備されたままとなっている。
    • 50050系の一部は側面窓が50070系51075Fと同様の仕様に改造された。
  • 2015年には、51092Fが青い車体色に黄帯を巻いたフライング東上色となった。塗装ではなく車体へのラッピングシート貼り付けとなっている。
    • 2019年にフライング東上色としての運行を終了し、新たに池袋・川越アートトレインとして運行している。

運用

  • 50000系:東上線(池袋~小川町)で地上運用(快速急行・快速・急行・準急・普通)に充当。
  • 50050系:スカイツリーライン・伊勢崎線・日光線で、半蔵門線・田園都市線直通の急行・準急(中央林間~久喜・南栗橋)に充当。
  • 50070系:有楽町線直通運用と副都心線・東横線・みなとみらい線直通運用(新木場・元町・中華街~川越市)に9000系・9050系と共通で充当される他、地上運用にも充当される。
  • 50090系:TJライナーと川越特急の他、地上運用にも充当される。座席はTJライナーと川越特急のみクロスシート状態、それ以外はロングシート状態で運用に就く。

再現上の注意点など

  • 2008年度以降製造された編成(50000系51003F~、50050系51061F~、50070系51076F~、50090系全編成)は、側面窓の2枚窓化の他、屋根上強制換気装置が省略されている。
    • 2008年度以降製造の編成を再現するには、側面窓ガラスを50090系から流用する必要がある。また、強制換気装置用の穴は裏側から強制換気装置パーツを取り付けて塞ぐか、パテ等で埋めるとよい。
    • 50050系の窓枠更新車と50070系51075Fを再現する場合、50000系付属の窓ガラス(大型1枚窓)にJR209系やりんかい線70-000系等に付属するユニット窓枠のステッカーを貼り、強制換気装置を装備した状態とするとよい。
  • 初販品の50000系に付属のステッカーにはエラーが多数あり、50070系には実車通りの種別・行先幕がほとんど存在しない。再販版の50090系からステッカーを流用すると良い(地上運用のみ)。
    • 2013年再販版の50000系ステッカーにもエラーあり。詳しくは製品情報を参照。
      • 2014年再販版の後期仕様では乗り入れ先の表示が収録されている。詳しくは製品情報を参照。
  • 東京スカイツリー開業後、100系(リニューアル新色)と同様のTOBUロゴを車体につけられた。ただし色は違い、白いものとなる。
    • 2014年再販版の50000系後期に付属のステッカーに収録されている。
  • 妻面はドアありとなしがあるが、再現したい場合は加工する必要がある。
  • Fライナー種別表示と川越特急表示は製品のステッカーには未収録。
  • 51092F池袋・川越アートトレインは製品化されていない。

60000系

概要・編成・配置

アーバンパークライン(野田線)8000系の置き換え用として2013年から導入された、50090系以来5年ぶりとなる新型車両。
50000系列をベースに「人と環境にやさしい車両」をコンセプトに、日立の鉄道車両製作システム『A-train』によるアルミニウム合金の軽量車体を採用。
東武の一般車初となるLED式車内照明など環境に配慮した設備と相まって、電気使用量は8000系と比べ40%削減されている。

クハ61600
Tc1
モハ62600
M1p
モハ63600
M2
サハ64600
T1
モハ65600
M3p
クハ66600
Tc2
七光台支所
61601F~61618F

運用

  • アーバンパークラインの全列車で、8000系や10030系と共通運用されている。
    • 臨時列車や団体列車として、アーバンパークラインからスカイツリーライン等に乗り入れることもある。

再現上の注意点など

  • 側面・ガラス・屋根・台車レリーフは50000系後期と共通金型。
    • 61601F〜61616F先頭車の屋上無線アンテナの後方にあるアンテナ台座は再現されていない。また、61617F、61618Fは屋上無線アンテナが2本装備されているがこれも再現されていない。
    • 台車は50000系列とは形状が多少違うもの(SS-181M/T・東武形式TRS-12M/T)を装備しているが、製品では50000系列と同じもの(TRS-03)が付属する。
  • 2014年4月の東武アーバンパークライン愛称導入に伴い、先頭車にロゴマークが貼られている。ロゴマークはステッカーに収録されている。なお、デビュー当初(2014年4月以前)は路線愛称導入前なので貼られていない。
  • 急行運転開始前に発売されたため、ステッカーの前面表示はROM更新前の「行先表示のみ」仕様で収録されている。

70000系(70090系)

概要・編成・配置

次世代の日比谷線直通用車両として登場。東京メトロ13000系と共通設計の20m車体・オール4ドア・7両編成となっているが、前面および車内デザインは固有のもので、車体には20000系列を意識した赤と黒2色の帯を巻いている。
東武では初の近畿車輌製で、地下鉄線内の急曲線に対応した操舵台車を初採用している。

  • 70000系:20000系列の置き換え用として2017年から導入された。座席はロングシート。
  • 70090系:日比谷線直通有料着席サービス列車「THライナー」用として2020年から導入された。座席はロングシートとクロスシートの切り替えができるマルチシート。
    70000系モハ71700
    Mc1
    モハ72700
    M1p
    モハ73700
    M2
    モハ74700
    M3p2
    モハ75700
    M2'
    モハ76700
    M1'p
    モハ77700
    Mc2
    春日部支所
    71701F~71718F
    70090系モハ71790
    Mc1
    モハ72790
    M1p
    モハ73790
    M2
    モハ74790
    M3p2
    モハ75790
    M2'
    モハ76790
    M1'p
    モハ77790
    Mc2
    春日部支所
    71791F~71794F

運用

  • 日比谷線直通列車(中目黒~北越谷・東武動物公園・南栗橋)に充当される。運用によっては線内のみの運転もある。
    • 70090系は一般列車ではロングシート状態で運用される。
  • 2020年6月より、日比谷線直通の有料列車「THライナー」に70090系が充当されている。ライナー運用時はクロスシート状態となる。

再現上の注意点など

  • 70090系は製品化されていない。
  • 行先表示に杉戸高野台とせんげん台が収録されているが、実際の運用にこれらの行先は存在しない。
    • これらの駅では折り返しができない。

14系客車

概要・配置

日本国有鉄道(国鉄)が開発した特急型客車。寝台車と座席車があり、座席車は波動輸送や定期客車急行に用いられた。
2017年夏のSL復活運転に伴い、SL列車の客車として座席車4両がJR四国より譲受された。JR北海道から譲受されたドリームカー1両も、2019年4月より運用を開始した。
いずれも原色であり、青い車体に白帯を巻く。

スハフ141、5下今市機関区
オハ141、505
オハフ151

運用

  • SL列車「SL大樹」(下今市~鬼怒川温泉)に充当。3両連結される。
    • 代走で「DL大樹」となる場合も3両連結される。
      • 日によって編成が異なり、ドリームカーが連結されたり、スハフが2両連結されたり、緩急車のみの編成だったりする場合がある。
  • 検査時の回送や団体臨時列車として、南栗橋まで入線することもある。

再現上の注意点など

  • Bトレでは2014年に「栄光の特急つばめ」セットとして発売されている。
    • オハ14 500番台ドリームカーは2016年に、はまなすBセットとして発売。
  • 東武線で走行するにあたり、車掌室屋上に無線アンテナが新設されている。スハフおよびオハフの車掌室の上に設置された。
    • GM等のL字アンテナを使うと良い。
  • 0番台の車両番号やテールマークはステッカーに未収録。車両番号は製造番号が10番台や50番台・100番台の不要部を切り落とせば良い。
    • オハ14 505の車両番号やドリームカーロゴは、はまなすセット付属のステッカーに収録。
  • 0・500番台ともに台車はグレー塗装。2014年発売の14系ユーロライナー色付属の台車レリーフを使う。
  • 0番台のドア部白帯は省略されているので、再現するには塗装を落とす必要がある。
    • オハ14 505はドア部白帯有りのため、加工は不要。

DE10形

概要・配置

日本国有鉄道(国鉄)が開発した中型ディーゼル機関車。ローカル線の貨客列車牽引や入換用途を主目的として開発され、日本各地のローカル線で蒸気機関車を置き換え、動力近代化を促進した。
2017年夏のSL復活運転に伴い、SL列車の後補機として一般色の1099号機が、2020年に青色+金帯の1109号機がJR東日本より譲受された。

DE10下今市機関区
1099、1109

運用

  • SL列車「SL大樹」(下今市~鬼怒川温泉)に充当。後補機のため常に最後尾に連結される。
    • 代走で「DL大樹」となる場合は牽引機となる。
  • 検査時の回送や団体臨時列車として、南栗橋まで入線することもある。

再現上の注意点など

  • Bトレでは2014年に国鉄仕様として発売されている(青色+金帯の1109号機は製品化されていない)。
  • 東武線で走行するにあたり、無線アンテナが新設されている。2エンド側*13の煙突フタの上に設置された。
    • GM等のL字アンテナを使うと良い。
  • 2エンド側ボンネットの前扉は、JR東日本時代にATS-P搭載のため観音開きへ改造されている。このため国鉄仕様とは表情がやや異なる。
  • 車両番号やヘッドマークはステッカーに未収録。車両番号は切り継ぎにて貼る。
実車情報
*1 車両紹介|東武鉄道
*2 元町・中華街始発の下り1本にのみ充当、他は東急車
*3 浅草~鬼怒川温泉間の特急、現在は廃止
*4 現在の半直運用ではなく、区間急行の前身にあたる
*5 1813Fは通勤型化改造時に1815Fから改番された
*6 現存する唯一の初期修繕車で、東武博物館所有の動態保存車
*7 8506Fは秩父鉄道対応ATS装備
*8 編成中間の運転台機能は撤去され、その部分の先頭車はサハ166**+サハ114**に改番されている
*9 20070系はすべて転用改造または廃車され、形式消滅している
*10 30000系・50000系用のものは屋根の形状と干渉するため取付不可
*11 編成中間の運転台機能は撤去され、その部分の先頭車はサハ366**+サハ314**に改番されている
*12 再販版の方がやや暗く、より実車に近い
*13 ボンネットが短い側
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